「かみいち町民のネタ帳」
Vol.1, 特集 「大岩七不思議」

1、大岩の岩の不思議!?


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大岩地区はその名の通り、巨岩の多い地域です。

そして本堂のお不動さんがそうであるように、岩の手仕事で彫ったりくり抜いたりしたものが非常に多く見られます。

石仏、洞穴はもちろん、墓石のひとつも、くり抜かれた岩にすっぽり収まっていたりと、

ほかの寺院には見られない風景が広がっています。

「岩」というキーワードを意識するだけで、目に映る景色がちょっと新鮮に感じられます。

 

そしてこの岩のある当たり前の風景、地質学の専門家にはとっても興味深く映るみたいです。

富山の地質の研究をされている立山カルデラ砂防博物館学芸員の丹保俊哉さんに、

そんな岩の不思議の記事を監修をしていただきました。

上の画像の丹保先生の解説、コメントの補足ですが、

富山県は、日本が大陸から分裂しその間に日本海ができて、火山活動や

地面の隆起が繰り返されては川の侵食が山を削って平野を生み出してきたという、

日本列島の生い立ちと成長を知る上で非常に重要な地域なのです。

そういった火山活動で降り積もった火山灰が固まってできた「凝灰岩」が多く見られるこの大岩地域は、

とくにそのときの「太古の記憶」や大地の脈動を感じられる貴重な地域であるということです。

 

また凝灰岩は加工しやすいだけあって風化もしやすい岩です。

ですので、大岩のお不動さんのような岩の彫刻が、

1200年以上ものあいだほとんど無傷の状態で保たれていることの価値

本当に大きいですね。

 

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